11月23日守口市【ムーブ21星空ウォッチング】でした!
何とか晴れました!
でも土星は雲の向こう側・・・開始前はかなりの曇天、低いところは雲が多く、スタッフが何とか望遠鏡を動かして工夫したのですが・・・開始前にちょっと雲の隙間から。
倍率を上げると暗くなって見えなくなりますので、カメラで長時間、1秒ほど露出してなんとかこれです。環があるかすらわかりづらい・・・長細くは見えていますが、肉眼ではこれをさらに薄くしたものなので、低いときには晴れていないと無理ですね。
満席!!+当日追加!!90名!
とにかくたくさんの方に来ていただけました!!満席!それでもまだ見たい!という方がいらっしゃるので追加・・・まあバリアフリーでカバーできるかと・・・でも爆笑OKでした!!やはり「講演」と言っても小さなお子様、幼児もいらっしゃるので楽しくしないと!!
はやぶさ2や火星、土星、そして星座の見つけ方なども。そして12月14日はふたご座流星群!
いろいろ笑わせて、いや話させていただきました!「シン○リオン」もどきもネタ登場!「はやぶさ」ですからね!
観望会「バリアフリー・システム」大活躍!
意外に天王星が【点】ですけど41cmで見えました。これは高さがあるからで、同じように天頂近くの「アンドロメダ銀河」も見えました!!
肉眼では視力の差で見えにくい方も多かったのですが、このようにパチンコ店やイオン・モールなどに囲まれた、大日駅前でもちゃんと見えました!もちろんバリアフリー・システムで写真撮影もしていただきました!
画面をさしながら、「実は映っているのは中心部分だけで、周辺もこのあたりまで広がっていますが、周辺部分は街明かりの方がが明るいので見えていないだけなのです。250万年かけて今やっと届いた光なんですよ~」なんて解説しながら見ていただきました!リアルタイムで本物を見ながら解説できるのは臨場感があります!
そしてやはりきれいなのはこの「二重星団!」41cm望遠鏡では少しはみだしますが、キラキラとたくさんの星たちがまたたく様子は美しいものです。数千光年離れていても、昔の星の光は届く。デネブ、べが、アルタイルなど、夏の大三角もLEDビームで「本物プラネタリウム」観察していただきました。
そして主役は【月】
いちばん撮影しやすい15cm望遠鏡で、レンズを換えたりしながらスマホ撮影会です!でも皆さんが撮影できなかった・・・「明るすぎる!」そう満月です!
そこで「バリアフリー・システム」の登場!15cm望遠鏡で。
これくらいだと映像をお客様がズームや距離でお好みに合わせて撮影できます!
41cmだと・・・・
はみ出してしまいますね^^;
最後までお付き合いいただいた方には、41cm望遠鏡で月を見ていただきましたが、まぶしいのでMOONフィルター装着です。そのままでは目をいためてしまいますので・・・
11月23日の満月は北米など、ネイティブ・アメリカンの呼び名から「Full Beaver Moon(フル・ビーバー・ムーン)」と呼ばれています。ビーバーが巣になるダムを作る季節だからだそうです。「今日はビーバーの月!」いいネタになりました!
あといろいろ質問いただきましたが、「星が死んだあとがあるって聞いたのですが」と「いちばん好きな天体は?」この質問に共通の答えは・・・
「ドーナツ星雲」です!二重星団もお気に入りなんですが、これがやはりいいです!しかし、こと座「ベガ」も西に傾き低く、しかも大日駅前・・・
でも見えました!(私は・・・)そこで「バリアフリー・システム」登場!ちゃんと映像で見えています!リクエストに応えて!これもライブの醍醐味です!
寒い中でしたがたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました!人数が多く、観望時間が少なくなりがちでしたが、「バリアフリー・システム」で見えづらい方もこちらで見ていただき、その他にもいろいろな天体を見ていただけました。
「バリアフリー・システム」は車椅子だけでなく、姿勢、視力、年齢、見たい!撮りたい!要望の差、観望時間、人数・・・など様々な「バリア」を解消してくれることがわかりました。これからの観望会の「必需品」になりますね。